星医会 東海大学医学部同窓会
 
 会報(第31号)
 〜平成16年9月1日発行〜



特集1  星医会新役員 決まる!

 会報第30号で役員選挙の結果をお知らせしましたが、松前副会長以外の4名の副会長も決定しました。そこで今回5名の副会長と、そして新たに就任した5名の理事から抱負を頂きましたのでご紹介いたします。


星医会副会長として
副会長 大谷 泰雄(2期生)

 この度、会長の金渕一雄君を補佐・応援するために副会長に就任した大谷泰雄です。私は、金渕会長と同時に副会長になった池田正見君とは同期の2期生です。現在は外科系消化器外科で付属大磯病院外科に勤務しております。金渕会長・池田副会長とは、1975年入学時の学生時代からの親友・悪友でありライバルであります。医学部卒業後の入局した教室も、金渕会長は正津晃教授の外科学I(心臓血管・呼吸器外科)、池田と私は三富利夫教授の外科学II(一般消化器・乳腺内分泌・小児外科)であります。金渕会長は学生時代からクラブ活動や建学祭などのまとめ役であり、卒業後も星医会発足時からのメンバーで斉藤初代会長、中瀬古前会長や岡本裕一前副会長、松前光紀・谷亀光則・白石光一副会長らとともに星医会を一から作り上げてきました。私は5年前から星医会の理事として携わるようになりました。今回の金渕君の会長就任は、医学部創立30周年や伊勢原の新病院建設などの重要な時期を控えており、今後の東海大学医学部卒業生の活躍が期待されるなかでの就任であり、いかに同窓会である星医会を盛り上げていくかが問われております。
 私の副会長の役目は、金渕会長の補佐をしながら応援することが重要な仕事と考えています。また、担当の業務としては金渕会長が前任として行っていた医学振興会(父兄会)を担当することになり、6年生の御父兄の皆様とより良い関係を築きたいと思います。
 星医会も25期生を迎え、卒業生の多くは医学部のそれぞれの領域や地元のクリニックや病院で活躍しており、徐々に支部組織の活動も活発化しつつあります。この状況のなかで今後の星医会の活動の中心をどうするか重要な課題であります。金渕会長は30号の会報で次のような目標を掲げております。(1)各期生会の積極的開催と支援、(2)支部組織の充実と本部の支援、学生との積極的交流、(3)医学部創立30周年と付属新病院の建設募金。この目標を中心に努力するとともに、新しいアイデアを出しあって星医会を盛り上げていきたいと考えています。



開業医として星医会と支部会
副会長 池田 正見(2期生)

  『拝啓 若葉そよぐ風も・・・。さて、星医会長年の懸案でありました各地方支部の設立につきましては、これまで各県とも殆ど手付かずの状態でありました。しかし去る3月7日、京王プラザホテルにて開催されました第19回星医会総会におきまして、ようやく全国23支部会を発足させることができました。支部会設立の準備として静岡県出身者、県内で開業または病院勤務をしている卒業生の名簿を作成しましたところ、その総数は100人にものぼっております。とは言えこれは単に器を作ったに過ぎず、組織の実態はこれから我々の手で作り上げていかなければなりません。つきましては平成11年6月26日(土)静岡市にて星医会静岡支部設立第一回総会を開催致す事となりました。なお当日母校第6内科教授 三輪 剛先生のご講演を賜る予定となっております。皆様お忙しい事とは拝察致しますが、何とぞ万障お繰り合わせの上ご参加いただき、同窓生との懐かしい語らいの一時をお過ごし下さいますようお願い申し上げます』
 第1回静岡支部会の案内状の一部である。今年で第6回目の総会を無事に終えこの原稿を書いております。ようやく静岡支部会も形の上では定着してきましたが、参加者の減少や若い先生方の参加が少ないこと等まだまだ問題が残されております。
 この度、星医会会長に金渕先生が選出され、支部会を代表し副会長を引き受けてくれないかとの連絡があり、微力ながらお役に立てればと
お引き受けいたしました。星医会ならびに各支部会の充実のため尽力いたす所存であります。宜しくお願い申し上げます。
 さて、私は平成7年4月より西伊豆で開業医生活を送っております。開業当初、医師会の理事に任命されましたが、近隣の先生方と電話での患者の紹介や、検査の依頼は行っても、西伊豆地区には交流の機会がほとんどなく、西伊豆カンファレンスの開催を呼びかけ、面と向かった会話や情報交換ができ面識を得た事でその後の患者紹介もお互いに顔の分かる関係が築けています。開業医にとっては適切な診断と治療は重要な事に変わりありませんが、手放すタイミング、紹介するタイミングも重要な仕事の一つであります。
 西伊豆は観光地でもあり夏ともなりますと日本全国より観光客がやってまいります。また、都会に就職や就学する人も多く過疎化、少子高齢化はものすごい勢いです。しかし開業医としては観光客の患者を地元の医療機関に紹介したり、都会に出ている人の病気の相談や医療機関の相談を受けることは決して稀ではありません。そのような時頼れるのはやはり同窓生ではないでしょうか。私も東京で開業している友人に患者をお願いしたり、静岡県内の病院に勤務している同窓生に患者の相談やお願いをしております。またある時、校医として「子供の心の問題について話してほしい」と専門外の講演依頼を受けた時も宮城県で開業している友人の精神科医に相談し、講演は学校の先生方や父兄に非常に好評だった事など同窓で顔が分かるからこそであります。
 静岡支部会発足以来、毎年星医会総会や同期会に出席しております。近況を話し合ったり医療面での相談をしたり、患者を頼んだり毎年楽しい一時です。皆様も是非星医会総会や各支部会に出席致しませんか? 私は静岡支部会の更なる充実をはかるとともに、今後は各支部間の連携に努め星医会の更なる発展に努めてまいりたいと思います。宜しくお願い申し上げます。

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支部会の順調な発展と同窓会本部の役割
副会長 松前 光紀(3期生)

 中瀬古会長の下で副会長をさせていただいておりましたが、今回 一般会員の中から会長の指名を受け、再び副会長を務めさせていただくこととなりました。
 最近2年間に学会出張を利用して、旭川、弘前、仙台、新潟、福岡、熊本と各々の地域で開催された支部会に参加させていただきました。支部会の開催にあたっては、一都道府県内でもかなりの距離があり、開催日や時間の調整と連絡方法などの点で支部長と事務局長には貴重な時間を費やしていただいておりますことをまず感謝申し上げます。
 さて、会報をご覧いただければお分かりかと思いますが、各々の支部会での内容は、学術講演があったり、大学の現状をお話させていただいたり、宴席で親睦を深めたりと様々であります。しかし共通していることは、東海大学医学部の卒業生として地域に密着した臨床や研究活動に専念し、清々しく働かれている同窓生の姿を、支部会に参加させていただいて拝見したことであります。東海大学医学部は、一期生から学士の入学を受け入れ、臨床研修制度も病院開設時から幅広い科をローテーションする方式を取り入れておりました。これらの制度は、最近多くの大学や医療機関が取り入れる事となり、まさに先陣をきって共に実践してきた東海大学医学部の教員や学生および臨床研修医の成果であります。東海大学医学部は開設から30年間、初代佐々木医学部長と笹本病院長が提唱した理念を、全く変えることなく一貫して追求してきた結果、各々の地域で活躍する立派な人材を育て上げております。また支部会では、この精神が地域社会を通じて先輩から後輩へと引き継がれております。このようなことが、恥ずかしながら普段大学という小さな世界に身を置いております小生にとって、支部会に参加させていただいた時に新鮮であり、また先人が提唱した理念の正しさを実感するところでありました。
 ところが一方で、最近の制度に共感できず東海大学を去る卒業生が、増加していることも事実であります。教育機関としてまた医療機関として、目指すものは30年前の理念と同一であるはずであります。理念を実践する具体的方法とその目標を、もう少し学生と臨床研修医や若手教員に理解していただくために、同窓会本部は大学側と同窓生との間に入り、積極的に活動すべき時期に来ていると思います。支部会の順調な発展を拝見させていただくと、同窓会本部が今後どのように活動すべきか、新しい役員の間で議論を深める必要性を痛感しております。
 会員各位におかれましては、今後とも星医会の活動にご協力を頂ければ幸いであります。
以上、副会長再任の挨拶とさせていただきます。



星医会副会長として
副会長 谷亀 光則(4期生)

 2004年度から新たに星医会の副会長を務めることになりました。金渕会長を補佐し星医会の発展に力を注ぐ覚悟ですのでよろしくお願いします。
 星医会は東海大学医学部同窓会として会員相互の親睦を深める目的があります。しかしそれだけではありません。個人個人が実績を積み上げいろいろな状況で実力をつけることにより、星医会そのものの実績や実力も上昇してきます。会員の活躍の場所は、大学病院・一般病院・診療所などが多いと思いますが、それだけでなく学会や研究会そして医師会など、医療・保健・福祉など幅広い分野で活躍されている方々もきっとたくさんいらっしゃると思います。一人で何役もこなしている方も多いことでしょう。そういった方はおそらく多忙であると思いますが、これまで以上に好奇心・向上心をもって日々の活動に精力的に取り組んでいただきたいと思います。それが会員の皆さまへのお願いです。
 会員の中には残念なことに、「星医会は会員に何をやってくれるのか(何もやってくれないじゃないか)」という意見があることも耳にします。こういったスプーンフィーディング(spoon feeding)を期待している会員にはいささか言いにくいのですが、「もっと積極的に星医会に関わり、星医会に働きかけ何かをやっていただきたい」と申し上げたいのです。おそらくこういった方々は他の活動においてもあまり活躍していないのではないでしょうか。もう少し情熱的になってみてはいかがでしょうか。
 さて役員の中にも残念ながら情熱が少し足りない方々がいらっしゃいます。各期生別に評議員が3人選出されていますが、評議員会に出席するのはその中の一部の人たちだけです。そしてその顔触れも固定されています。他の評議員はいったいこの事態をどのように考え、どのように思っているのでしょうか。またそういった評議員を選出した同級生はどのように考えているのでしょうか。おそらくあまり考えていないのでしょう。「なるようになるさ」とか、逆に「どうにもならないさ」などとシラけた考えでいるのではないでしょうか。何も毎回、出席することを求めているのではありません。出席できる時にはぜひ評議員会に出席してください。そして毎年3月に開催される総会・懇親会にも顔を出してください。
 熊本から始まった支部会活動も、徐々にではありますが各地に広がりました。これは支部長ならびに事務局長を始めとする多くの方々の努力の賜物と思います。大変ありがとうございます。支部会は基本的には都道府県単位としていますが、神奈川や静岡のようにすでに県内をいくつかのブロックに分けているところもあります。支部会の地域や規模によりその支部会にとって活動しやすい形での枠組みが自然発生的にできているようです。今後もますます支部会の活動を発展させて、支部長会などでも活発な意見交換をお願いしたいと思います。
 星医会15周年を機に発足した“星医会賞”も定着してきました。またホームページは2003年から開設しておりますが、残念ながらアクセスカウンターの増え方が控えめのようです。会員専用の掲示板も設けましたので、ぜひご意見やご質問などを書き込んでいただけますようお願いいたします。
 星医会への帰属意識をさらに高め一致団結することにより、星医会が信頼される団体として大きく飛躍することに、皆さまの力を貸していただきたいと思います。



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「新しい人」 副会長になって思うこと
副会長 白石 光一(5期生)

 今年度から星医会の 副会長を新たにさせていただく事になり大変責任を感じております。自分の分をわきまえ東海大学医学部同窓生が「信じる」事のできるもののため働いてまいります。
 現代は世界中で起きている事は信じられないことばかりです。いたるところで戦争とテロ、社会で起きている暴力、職場で起きている不当なリストラ、家庭内で起きている虐待、学校で起きているいじめ、暴力そして殺人など。同窓生同士信じること、医者として「信じる」物がなければ正常に働くことができません。信じられなければそこには希望はなく、むなしさのみが支配する世界となるのではないでしょうか。星医会は信じあうための組織として働かなければなりません。会員が自由に意見の交換を行いお互いの理解の場として活用できる会になるようこころがけてまいります。
 ところで、「信じる」は平成16年度NHK全国音楽コンクールのテーマになっています。小学校、中学校、高等学校で合唱をやっていた方はおわかりと思いますがテーマに沿った課題曲があります。高等学校の課題曲は、大江健三郎作詞の「新しいひと」です。
 今,私は,
 古い,古い,手紙を,教えられた
 争うものらを和解させる,
「新しい人」が来た,という手紙。
 わたしは,胸の中でたずねる。
 もう一度「新しい人」は来るだろうか?
 世界中の子供たちが,それぞれの言葉で,答える。
 ―きっと来てくれる,心から信じるなら。
 来てください,あなたと働きたい私らの,
 いま,ここへ

 10月11日全国大会で歌声は響きます。大江健三郎氏は、多くの問題を抱えた日本の若者である高校生にこの歌を託し、「新しい人」への希望を持って生きていって欲しいと願っているのでしょう。自身、同年代で広島長崎に原子爆弾が投下され全国各地瓦礫となり敗戦というどん底の経験から現在の世が同じような絶望の淵にあると感じているのではないでしょうか。わたし達もこの絶望的世界を感じながらどうしていけばよいのか分からなくなっているのです。
 この歌詞の古い手紙は聖書のパウロ書簡であり希望の「新しい人」はイエスキリストをさしています。今年話題になった映画でメル・ギブソン監督の「Passion」があります。キリストの受難を聖書に忠実に描いた作品でクリスチャンであってもなくても衝撃を受けた作品です。キリストが十字架につけられることによって十字架に付けた人間の神への罪を贖い、わたし達は神とともに生きることができる希望が与えられた事をメル・ギブソン監督は表したのです。この事実を「信じる」ことができるならpassion苦しみの中に希望が生まれます。「新しい人」は来てくれるだろうか。希望はあるのだろうか。純心な世界の子供たちは言います。「きっと来てくれる、心から信じるなら」
 松前重義先生の「希望を星につなげ」は、決して古びない新しい希望を持つことが大切であるとわれわれに今も力強く働きかけてくださっています。このように、東海大学医学部同窓生にとっての希望「新しい人」は、すでに来てくれていると感じています。時が経てば古びるものではなくいつまでも新しい喜びを与えてくださる真理を求める、医療の現場から、研究から、教育から、家庭からすべて自分に与えられた中に希望「新しい人」がおられます。星医会は、今後も信じる仲間、companyとして希望を共有できるよう働いていく事ができれば幸いです。


星医会理事に就任して
理事 中村 世郎(1期生)

 この度星医会理事に就任しました中村世郎です。私は前会長 中瀬古先生、理事 岡本先生と同じく一期生です。
 1980年大学卒業後、精神科学教室に入局し、大学病院をはじめ関連病院にて研修を受け、精神科医となるべく研鑽を積んできました。医師となって10年を経た1990年、茅ヶ崎で精神科のクリニックを開業することができました。おかげ様で、これまでトラブルもなく、順調にいっています。自分なりにより良い精神医療に貢献できているのではないかと自負しております。
 早いもので来年、平成17年4月には開業15周年を迎えます。私が今日こうしてあるのも東海大学医学部での医学教育そして東海大学病院での研修の賜だと思っています。
 昨年理事への就任を要請されました時、星医会活動を通して東海大学医学部の発展にいくらかでも寄与できればと考え、お引き受けした次第です。任期中、どうぞよろしくお願い致します。



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理事に就任して
理事 継 淳(9期生)
  この度2004年4月より星医会理事に選出されました継 淳と申します。思えば昨年初めて星医会評議員に選ばれ右も左もわからぬまま1年間過ぎたところでいきなりの抜擢です。 自分自身なおいっそう精進いたしますのでよろしくお願いいたします。
 さて私は本学9期生であり昭和時代最期の卒業生(昭和63年卒)です。したがいまして平成の年が進むと同じだけ卒業からすでに16年経ってしまいました。ある意味では腐れ縁的に伊勢原校舎で勤務しておりますが、周りを見渡しても今なお伊勢原にいる同期生は片手ほどです。会員名簿を見ても多くの同期生は全国各地でそれぞれ活躍しております。医学情報雑誌などでもよく取り上げられていますが、卒後10年目と15年目の節目の年が開業や新たな勤務地(永年)変更が多いといわれています。実際ここ数年そのたぐいのダイレクトメールが職場や自宅にあふれ、ふっとそれにすいこまれそうながあるのも事実です。昨年同期生数人で集まった時、奇しくも私を除く3人は開業医でした。
1人は開業経験豊富で大成功をおさめており、1人は開業早々いわば初心者でありました。このような状況ではみなさま想像される通り、話しの多くは開業成功の秘訣であり、ちまたのそのたぐいのセミナー(私は参加したことはありませんが)よりはるかにためのある内容であったようです(初心者談)。こと私はというと何となく気分的にも懐的にも寂しかったのは事実です。
 私は本州の西のはずれ、下関市の彦島(すぐそばにかの有名な巌流島があります)に生まれ、物心つくころには島の診療所のような小さな医院で開業している父親をみて育ちました。その意味からすると私もごたぶんにもれず、先のカリスマ開業医の弁ではありませんが、おいしい継承開業の道があるはずでした。しかし今から9年前の神戸・淡路大震災直前に父親を亡くし、医院も廃業せざるをえずその道も断念しました。もっとも、私が研鑽させていただいています脳神経外科領域での開業はかなり困難であることも事実でしたが。さらに申しますと、私には3歳違いの兄がおり彼もまた私と同じ脳神経外科医です。彼は現在福岡大学病院に勤務しており、特に得意とする分野も私と同じ脳腫瘍です。その筋の学会では三味線の吉田兄弟同様、脳腫瘍の継兄弟として少しは知られておりますが(?!)。兄弟そろってよりによって脳神経外科医なんて、とよく生前の父がこぼしていたとききます。しかも互いに脳腫瘍に興味をもつとは本当に似たもの同士であきれてしまいます。脳腫瘍という大学病院をはじめとした一定規模以上の病院でしか終始一貫した集学的治療がおこなえない、いわば開業第一線の対極に位置する分野に兄弟そろって取り組んでいるのは、互いが幼くして育った環境によるのでしょうか。よく「癌(腫瘍)は遺伝子の病気である」といいますが、それを研究する者も何らかの遺伝子がはたらくのでしょうか?
 私は、大学生時代は決して真面目とはいえない生活を送っておりました。講義にもあまり出席せず、定期試験の前にはそれに合格する以前の問題として出席数が気になりました。同期生や諸先輩より出席カードを購入したり、代筆をお願いしたりと大変でした。しかしそんな私でも一つ特技がありまして、それは過去問や講義ノート(勿論これも多くの同期生のご協力の下に)から試験予想とまとめ集を作製することでした(ちまたでは「継ノート」などと称して目にされた後輩諸氏もいらっしゃるのでは?)。この特技(習性)は医師になった今でも続いており、脳神経外科専門医試験の傾向と対策集などを作製し数期後輩までの受験生には喜んでもらいました。さらにここ数年は医学部学生のための医師国家試験をはじめとした傾向と対策なる密かな小講義(医学部教育計画部からは全く推奨されていないものでしょうが)や、彼等が興味をもてるような、思わず笑ってしまうような講義をするように心掛けています。思えば私達が教わった教官もかなり様変わりしました。当時の名物先生や名物講義など懐かしく思うこともあります。しかし今現在、その私が教官として立場がかわり、すこしでも将来あの先生はおもしろかった、などと言われてみたいと思います。開業医として日々第一線で活躍される同窓生あり、将来の東海大学医学部や星医会を担う後輩たちの教官として大学に残る同窓生であっても、つまるところはみな胸をはって「私は東海大学出身です」と将来にわたっていえるよう生きていくことだと思います。これからも努力しますのでよろしくお願いいたします。



理事に就任して
理事 田仲 曜(10期生)

  10期生の田仲 曜でございます。今回、金渕会長新体制となり、理事にさせていただきました。今までは、監事という役職で確認し捺印する仕事であり、年に数回仕事をする程度でありましたが、これからは自分の生活の中での星医会の比率が増えていくのを感じております。
 2003年から谷亀先生が中心になって、星医会のホームページが開設された事をご存知でしょうか? http://seiikai.med.u-tokai.ac.jp/index.htmlというアドレスですが、検索サイトで星医会と検索されてもたどり着く事が出来ます。この文章を読んでいただいているという事は、星医会の会報を熟読していただいている事と存じますが、ホームページも日々少しずつではありますが、進歩していきたいと考えております。今回は、星医会のホームページを全くご覧になっていない方のためにどんなHPなのかをご説明させていただき、新しい掲示板の機能について、また、今後の掲載予定の企画や抱負を述べてみたいと思います。
まず、最初のページに は初代総長である松前重義先生が書かれた星医會の文字が目に入ります。歴史のページには星医会開設からの歴史を年表にしてあります。会員数は2003年で2500人を超えたと書かれておりますので、2004年の現在はもっと多くの会員でしょう。会則、役員の名前が書かれたページがあります。2004年4月から25期生の評議員3名が選出されています。ご存知の事とは思いますが、5年おきに評議員の選挙が行われ、卒業されて5年以上経過している会員の方は評議員が交代されています。ご自分の学年の評議員をご存知ない方はいないとは思いますが、大学時代クラブ活動などでご存知の懐かしい名前をみる事が出来るかも知れません。奨学金は現在在籍している学生に対する奨学金について記載されています。最近では景気が少し上向きという話もありますが、経済的な理由で途中まで進んだ医学の道を断念しないですむようにするためには奨学金が必要です。星医会賞は、若手会員研究奨励であり、受賞者と受賞した論文が掲載されています。
 次に支部の情報が掲載されているページがあります。現在では支部会も定期的に開催されて、活発に活動されている会員の方も多くいらっしゃいます。会報で支部会活動報告も行われておりますが、支部会活動が写真などでご覧いただけるように更新していけるようにしたいと思います。住所変更のページではいつでも簡単に住所変更が出来るようになっております。
 今回2004年からスタートした掲示板についてPRしたいと思います。掲示板は登録制であり、一般の方では入れないようになっております。お手数ではありますが、最初のページから星医会会員掲示板の「初めての方へ」をクリックしていただき、会員登録をお願いいたします。今までお使いいただいている電子メールへの転送機能もありますので、新しい書き込みがあれば電子メールの方に転送する事が可能です。現在支部会を中心にFAXで情報をやり取りしていますが、この掲示板を利用すれば、会員であれば誰でも迅速に情報を流す事が可能になります。またちょっと思いつき的発想かも知れませんが、同期会や同期有志の会などが行われていますが、これらの情報が内輪だけで終わってしまう事がもったいなく思っています。星医会のHPで何か情報が公開出来たりすると良いのではと思います。掲示板だけでなく何らかの方法でもっと会員がコミニュケーション出来るようにしたいです。
 ここまで、星医会のホームページについて説明させていただきました。ホームページとしては歴史も浅く、いたらない点が多数あると思いますが、星医会会員の皆さまに毎日のように開いていただけるようなHP作りが出来ればと思っています。ぜひご覧いただき、掲示板にご登録の上、ご意見ご感想をお待ちしております。 私が担当しております星医会のホームページをご紹介し、理事就任のご挨拶に代えさせていただきます。



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星医会理事に就任して
理事 長田 成彦(13期生)

 今回、理事に選出された13期生の長田成彦です。2回の出向を経て、現在、峯教授の消化器内科に在籍しています。たまたま大学にいたため学年の評議員を任せられ、何度か出席しているうちになにがしかの仕事を任せられるようになりました。今の役割としては、年に2回の評議員会の参加、年に5回の理事会の参加、年に1回の3月の第2日曜日に行われる星医会総会の受付をお手伝いしています。ここで星医会にかかわるようになって感じたことを書かせていただきます。星医会総会は評議員になってから参加していますが、在学中にお世話になった先生方や、懐かしい諸先輩方にお会いできたりして楽しい企画ではないかと考えています。何度か参加して感じた事があります。10期生以前の先生方は、総会の前日に同期生会を企画したりして、星医会を上手に利用されているようです。 一方、10期生以降の先生方は総会に参加される方も少なく、同期会の開催も希なようです。星医会は卒業された先生方のための会で、是非うまく利用して楽しんでいただけたら、お手伝いしているものとしてうれしいと考えています。今後とも宜しくお願いします。



星医会理事に選出されて
理事 鈴木 一雄(22期生)

 初めまして、第22期卒業生で、今回星医会理事に選出されました鈴木一雄です。私は現在小児科医として東海大学付属八王子病院に勤務しております。星医会には3年前に大学を卒業した後、入会させていただき、それと同時に学生時に期生会役員をしていたこともあり評議員として参加させていただいておりました。しかしながら評議員会には数回しか出席はできていませんでしたため正直なところ星医会の仕組み自体もあまり詳しくはわかりません(申し訳ございません)。そんな中で理事に選出されたと知り、かなり戸惑いました。理事の先生方はみんな自分よりも上であるということは予想していましたが先生方の顔ぶれをみると、学生時代に指導していただいた先生方や、恐れ多く話し掛けもできなかった先生方ばかりでした。
 どちらかというと仕事の面より緊張といった面による不安が大きいようにも感じます。それと同時に、自分を含めた同世代の人や学生の星医会に対するイメージとしては、遠く離れた先輩方のものであったり、自分達の世代にはほど遠い存在であったりするのではないかと思いました。少なくとも自分たちからこうしたいとかいう意見をすることができない、機会が少ないのではないかと感じました。今までは会員の方々への連絡、通信手段としては会報に頼っている部分が大きかったのではないかとも考えられ、これにより理事・役員からの一方向からのアプローチになってしまっていた傾向があったのかもしれません。星医会のホームページができ、その中で意見の交換の場として掲示板ができたことにより双方から自由な意見の交換をする機会が増えたのではないかと思われます。また若い世代に身近な存在であるインターネットを使用しているということより、若い世代の方にも星医会に対して今までより近づきやすくなったのではないかと考えられ、上手に用いることによって、これからの星医会を文字通りみんなで作っていけるのではないかと期待しております。
 冒頭でも記しましたが現在中心になって星医会を進行して下さっている先生方はとても目上の先生方のため、初めは恐れ多く近づきにくかったり、話しにくかったりと参加への壁になっているかも知れません。そのため自分の役割としては自分が他の理事の先生方と比較して一番学生に近い立場にあるという点を上手く用いることによって5年間という任期の間に後輩としてこれから星医会に入会する学生の方々、入会して間もない方々に星医会の存在や活動を浸透していくことにより知っていただき、自由に参加して頂けるような機会を作っていければと思います。
 近年では3年目を迎えた東海大学八王子病院も着実に軌道にのり、そして今、数々の歴史を刻んできた東海大学病院もリニューアルオープンへ向けて準備も着々と進んでおります。また今春で医学部も創立30年を迎え、25期生の方が卒業し、卒業生も2,500人を超えました。東海大学病院がこのような歴史を刻んでこられたのも、現在まで東海大学病院開院以来土台を築きあけてきてくださった数々の先輩方の努力であり、同期の仲間の支えによって築かれてきた賜成果であると思います。今後もこの歴史を卒業生全員で受け継ぎ、支え合っていき、数年後に再会する際学生時代の懐かしい話を笑顔で話せる場を残せたらと思います。無力な自分ではあるため理事としてどこまで他の役員の先生方、星医会のためにお役にたてるかわかりませんが、よろしくお願いいたします。


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