星医会 東海大学医学部同窓会
 
 会報(第36号)
 〜平成19年3月1日発行〜


巻頭言

奨学金事業に新たな問題
星医会理事 五月女 昇(15期生)

 星医会にて金渕会長の下、奨学金担当理事を務めさせて頂いております15期生の五月女(さおとめ)です。会員の皆様には平素より東海大学星医会奨学金基金へ御理解と御賛同を賜わり御礼申し上げます。この度巻頭言にあたりまして現在の東海大学星医会奨学金制度運用状況と今後の問題点につきましてご報告申し上げます。
 まず本制度は、医学部在学中の学生に対して、経済的理由により修学の継続が困難であり、医学部卒業後は星医会に入会することを前提とし、学校納付金を使途とする奨学金を貸与することを目的に、1999年に設立され2000年より奨学金交付を開始致しました。本年度まで16名(2000年度2名、2001年度 3名、2002年度 1 名、2003年度 3名、2004年度 4名、2005年度 1名、2006年度 2名)に奨学金が交付され、既に返済も始まっております。資金は星医会資産よりの出資金と会員の皆様より御賛同頂いた寄付金によりまして、基金の総額も1000万円を超えました。現行の規程では医学部在学中の5年次及び6年次の単一年度に、奨学生1名に対し50万円を年4名程度に交付し、卒業後3年目より返済をして頂くことで順調に運用しております。
 しかしながら、卒業後連絡が取れないケース、諸事情から返済の猶予を求めるケース、星医会奨学金の交付を受けたにも拘らず卒業時に星医会の入会金が未納であったケースなど、幾つかの問題が発生しております。また予てより奨学金の金額増額(例えば、1回50万円を100万円に)も検討しておりますが、交付金額を増額しますと(一人100万円が4人で400万円、2年で800万円の貸し出しとなり)返済期間も長期化し(延納や滞納、返済猶予等がありますと)、試算上運用が困難になることが予想される為、今は現状に据え置いております。幸にも、これまで同年度に4名以上の希望者が無かった為、ゆとりを持った運用が出来ておりますが、先般5年次と6年次の2年に渡り奨学金を総額100万円の交付を受けたケースがあり、また同年度に4名以上の希望者があった場合は制度の趣旨より総ての希望者に交付したいと考えておりますので、今後の動向を見守っております。更に奨学金の返済方式も振り込み式から口座自動引き落し方式への移行を準備中です。
 会員の皆様からのお志を有効に活用すべく事業に当たって参ります。今後とも宜しくお願い申し上げます。
 さて、話は替わりまして、私は現在1期生の町村貴郎院長の下、松和会池上総合病院にて多くの東海大卒の先生方とともに勤務しております。卒後13年になり卒業生の中でも何時の間にか真ん中へ来ていました。これからも東京南部地区にて東海大卒業生の中核となるべく、近隣の卒業生の皆様とともに地域の医療に携わって参ります。ご支援の程をお願い申し上げます。




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