星医会 東海大学医学部同窓会
 
 会報(第40号)
 〜平成21年3月1日発行〜


卒業生が活躍する病院14

社会福祉法人 恩賜 済生会平塚病院
財団
病院長 武内 典夫(5期生)

 最初に済生会について説明致します。
 「済生」とは「生命を救うこと」(広辞苑)であり、「済生会」は、明治44年に明治天皇が「医療をうけることができないで困っている人達に施薬救療の途を講ずるように」という『済生勅語』と共に御手元金を下賜され、これを基に伏見宮貞愛親王を総裁とし、桂 太郎総理が会長となって創立されました。
 恩賜財団を 恩賜
財団
と組み文字にしているのは、明治天皇が国民と一緒になって“済生事業”を行なたいという思し召しに
拠るものです。
 現在は、ェ仁親王殿下を総裁にいただき、豊田章一郎会長の下、全国に400を超える医療福祉施設で約4万5千人の職員が従事しており、2年後には創立100周年を迎えます。
 さて、済生会平塚病院は、昭和9年に開設され今年で75年目を数え、平塚市および湘南地区の医療の一翼を担って参りました。併設施設として、介護老人保健施設湘南苑、医療福祉センター、訪問看護ステーション、通所リハビリテーション、袖ヶ浜デイサービスセンターを管理運営し、総合的社会福祉事業を展開しております。
 現在の診療科は、内科、循環器科、呼吸器科、消化器科、外科、整形外科、リウマチ科、形成外科、皮膚科、口腔外科、脳神経外科、泌尿器科、リハビリテーション科、放射線科の14科で、病院の病床数は114床(内亜急性期病床11床)、湘南苑は54床であります。
 東海大との関わりは、昭和62年より東海大学整形外科の出向先となり、平成6年4月より中瀬古二郎先生(1期生)が第4代院長として、平成13年4月からは整形外科2代目教授であった故福田宏明先生が第5代院長を務められ、平成18年4月から武内(5期生)が引き継いでおります。
 この22年間に、東海大学からは大変多くの医師が就職または出向として、当院の発展に寄与して下さいました。
 現在常勤の東海大関係医師は、以前血液内科に在籍してした野ア宏幸を副院長として、消化器内科・外科に蜩c優子(8期生)、整形外科に山田隆宏(16期生)、深川光彦(20期生)、形成外科から梨昌幸、口腔外科から関谷 亮、併設の介護老人保健施設「湘南苑」と健診担当として野口憲一(1期生)の各先生が勤務しております。
 また、非常勤として星医会会員では松前光紀(3期生)、椎名 豊(3期生)、小俣富美雄(6期生)、野村 武(7期生)、藤田和明(7期生)、出口喜昭(9期生)、渡部浩栄(9期生)、田仲 曜(10期生)、池原 孝(13期生)、原山大樹(14期生)、小池雅美(15期生)、石坂秀夫(16期生)、石井 信(16期生)、田中浩史(18期生)、姜 鍾泰(19期生)、高垣智紀(20期生)、小池陽子(21期生)、鈴木利貴央(23期生)、島 牧義(25期生)、前田 隆(26期生)、伊藤 聡(27期生)、田中真弘(27期生)の各先生が、東海大関係として河村信夫・五反田丈徳(泌尿器科)、戸松泰介(整形外科)、花山耕三(リハビリ科)、田中秀樹・竹内博樹(内科)、青木隆幸・伊澤知三・倉林宏考・佐々木剛史(口腔外科)など多くの先生方にご協力、ご尽力を頂き、また東海大麻酔科からも毎週輪番で応援を頂いております。
 蜩c先生は、野ア副院長を助けながら消化器全般を担当しており、時に外科的治療もしておりますが、他に常勤の外科医がいないため、外科治療に専心できないのが悩みの種であります。
 山田、深川両先生は、私と共に50名〜60名の整形外科入院患者を日々奔走しながら診ております。整形外科でも医師不足が顕著でありますが、前述の戸松泰介、野村 武、北野泰弘(8期生)、原山大樹の各先生が非常勤として手術を手伝ってくれています。
 野口先生は、湘南苑の入所者54名をひとりで管理しております。
 昭和62年からの22年間に及ぶ東海大整形外科のご支援により「整形外科は平塚なら済生会!」と称される様になりました。入院の半数は整形外科の患者さんであり、市内のみならず県外からもご紹介を頂いております。
 また、東海大学医学部の学外臨床実習病院として、毎年医学生の教育にもその一端を担っております。
 当院は、東海大学病院、東海大学大磯病院、平塚市民病院、平塚共済病院といった周囲の急性期病院と、地域のクリニックや家庭との舟渡し的な総合医療福祉施設として、貴重な存在と考えております。国の政策が在宅医療に重きを置くようになり、当院の使命は益々重要な役目を負うことになりましょう。近年は、平塚近辺でご開業される星医会の先生方も増えており、こうした諸先生方とも緊密な連携を構築維持して参る所存です。
 夢と希望とロマンを持ち、『平塚から日本の医療を変える』意気込みで、また星医会会員として恥かしくない様、誠心誠意努力して参りたいと思っております。
 星医会の皆様、2年後の済生会創立100周年に向けて、一緒に汗を流して歓喜を分かち合う仲間を募集しております。少しでもご興味のある方はご一報下さい。(TEL:0463 - 31 - 0520)
 末筆ながら、東海大医学部および星医会の益々のご発展と、皆様方の末永いご健勝を祈念し、今後とも当院への揺るぎないご支援をお願い申し上げます。




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