星医会 東海大学医学部同窓会
 
 会報(第40号)
 〜平成21年3月1日発行〜


学生のページ

 2008年度の第51回東日本医科学生総合体育大会においてバスケット部門と柔道部門で東海大学が優勝いたしました。

東海大学医学部健康科学部バスケットボール部
主将 岸波 吾郎(医学部3年)

 私達バスケットボール部は、男子23名、女子21名、マネージャー17名で、賑やかに活動しています。部員は、医学部、健康科学部、または、異なるキャンパスから部活に来ている部員もいます。
 男子部は、週に3回、女子部は週に2回練習しています。今でこそ多くの部員に恵まれて活気のある部活になりましたが、OB、OGの先輩方の時代には、今よりも人数が少なく練習を行うのがやっとだったという時代もありました。そうした時代も、先輩方が地道な勧誘活動を続けてくださり今に至ります。
 男子部も女子部も、バスケット経験者もいれば、大学から始めた初心者もいます。そうした中で、経験者が初心者に教えたりしながら、練習に励んでいます。また、私達は、監督やコーチを部外の人間に頼んだりせず、全て学生達で試行錯誤しながら練習しています。毎回の練習は、楽しみながらも、真剣に取り組んでいます。
 私たちの1年間は、まず春休みに男女マネージャー全員で合宿をして、交流を深めるところから始まります。4月になると、新入生の入学の季節となり、勧誘活動に奔走します。そして、勧誘活動が終わると、いよいよ春、夏、秋とそれぞれ大きな大会があります。そして、全ての大会が終わると、OB、OG戦を含めた納会があり、1年間の日程を終えます。
 2008年度のバスケットボール部の成績は、女子が春の関東トーナメントベスト4、夏の東医大初戦敗退、秋の関東トーナメント予選リーグ敗退という成績でした。男子は春の関東トーナメントベスト8、夏の東医大優勝、秋の関東トーナメント優勝という成績でした。男子も女子も、お互いの試合を応援に駆けつけたり、試合後の打ち上げも一緒に行ったりして、男女関係なく部活内の仲が良いのもバスケットボール部の良いところです。
 また、OB、OGの方々がよく試合の応援に来てくださいます。今年は、男子部の優勝を自分たちのことのように喜んでくださり、優勝記念Tシャツを現役とOB、OGの方々のために作ってくださりと、ものすごく温かくバスケットボール部を応援してくださっています。
 2008年度の納会では、その優勝記念Tシャツをみんなで着ながら、OB、OGの方々と現役の部員で一緒に食事をしたりと、とても素敵な時間を過ごすことができました。
 これからも、OB、OGの先輩方が作ってくださった、このバスケットボール部の歴史を受け継いで、さらに魅力的な部活になるように、部員全員で盛り上げていきたいと思います。


東海大学伊勢原柔道部
主将 浅妻 正道(医学部4年)

 私たち東海大学伊勢原柔道部には、この春卒業していく3A生からちょうど一年前に入学したばかりの8A生まで合わせて13名(男子11名、女子2名)が所属しています。練習は週に3回、二号館の四階にある柔道場で行っています。今年度の方針は「柔道は楽しいんだと思える部活にしよう」でした。私は高校柔道を知りませんが、道場で子供達と一緒に練習していた経験から、いくら良い内容であっても練習が嫌になったり柔道に対するモチベーションが低くなったりしてしまっては意味がないと考えたからです。他校と比べて練習量の差はそれほどないと思われますが、マンネリ化しないように気をつけ、意味を持った練習にしようと工夫しました。例えば投げる寸前までの動作を繰り返し身体に技を覚えこませる打ち込み稽古では、通常の2人で行う打ち込みだけではなく、3人で行うもの、移動しながら行うもの、二つ以上連続した技をかけるもの、一定の時間内に出来る限り素早く行うものなどバリエーションを持たせましたし、隙あらば互いを投げ合う乱取り稽古では、立ち技と寝技を一緒に行い実戦に即した練習を心がけるようにしました。
 部員一人ひとりの高いポテンシャルとモチベーションにも助けられ、一年を通して和気藹々とした雰囲気を保ちつつ大会で好成績を残すことができたことは非常に嬉しく思います。
 私たちが参加している年間の主な大会は夏の東日本医科学生総合体育大会(東医体)と秋の関東医科大学柔道大会(関東大会)の二つです。東医体柔道競技は毎年30校前後の大学が参加し、東日本の医科学生の大会では最も大きな大会です。昨年度は予選リーグで敗退し非常に悔しい思いをしました。その悔しさをバネに臨んだ今年度は終始他校を圧倒し、決勝戦でも先鋒から大将まで5人全員が勝利し優勝しました。柔道競技での団体戦優勝は実に16年ぶりとなります。また個人戦では中量級と無差別級の2名が優勝しました。
 東医体で上位入賞すると全日本医科学生体育大会王座決定戦(全医体)への出場権を得ることができます。全医体は東日本の上位校と西日本の上位校から出場校を選抜し争われ、文字通り医科学生の日本一を決める大会です。今年度は京都の旧武徳殿で行われ、西日本から5校出場しましたが東日本からは私たち東海大学のみの出場でしたので、まさに東日本代表として臨む大会となりました。前年度全医体優勝校やインターハイ準優勝者を擁する大学など並み居る強豪校を降し優勝、日本中の医科学生の頂点に立ちました。
 関東大会は関東一円の医科大学を対象とし、毎年18校前後で行われる大会で、私たちにとっては一昨年度に3位、昨年度は優勝と相性の良い大会です。大会前日に「明日の朝は優勝カップを持って行くが、夜には伊勢原に持って帰ってこよう」と気勢を揚げていました。今年度は私たち東海大学が主管校を務め、大会準備や進行などで練習不足も否めなかったのですが、前年度優勝校として、また全医体優勝校として堂々と試合し優勝することができました。
 東医体、全医体、関東大会と医科学生主体で行われる大会で三冠を飾ることができましたが、これも偏に多くのOBの先生方や応援してくださった方々の支えがあってこその成績です。私が入部した頃の柔道部は部員も足りず成績も残せない弱小の部活でしたが、それでも諦めずに支援し続けてくださったおかげで今の柔道部の躍進があるのだと感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。
 部活として参加している大会以外に、部員個人で参加している試合の中に昇段審査があります。つい先日のことですが、大学から柔道を始めた部員が無事審査に合格しました。全くの素人から始めた者が昇段を果たし、黒帯を締めて一端の柔道家となった姿を見るのは共に練習してきた者としてとても嬉しいものです。
 柔道を支える二大原理は「精力善用」と「自他共栄」です。しかしこれは柔道だけに当てはまるものではありません。前者は「心身を最も効率的に使う」という意味です。私たちにとって学生である6年間はあまりに短く、学ばなければならないことはあまりに膨大です。目標を達成するためには心と体を最も効率的に働かせることが必要でしょう。後者は文字通り「自分と他人が共に栄える」という意味です。柔道は相手があってはじめて稽古ができます。医学も指導者がいるからこそ学ぶことができ、共に学ぶ仲間同士技術を磨き、未来の私たちには得たものを次代に繋ぐ義務があると思います。
 重ね重ねになりますが、今の私たち柔道部があるのは今まで部を繋いでこられた先生方と多くの方々の支援があるからです。それを忘れず、これからも頑張っていこうと思います。今後とも東海大学伊勢原柔道部をよろしくお願いいたします。




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