星医会 東海大学医学部同窓会
 
 会報(第41号)
 〜平成21年9月1日発行〜


巻頭言

星医会創立30周年と今後の星医会活動について
星医会会長 金渕 一雄(2期生)

 2010年3月7日に星医会創立30周年の記念式典と祝賀会を開催致します。1974年に医学部第1期生が入学、1980年3月に卒業して、東海大学医学部同窓会(星医会:故松前重義前総長が命名)ができました。第1回総会は1981年3月29日に、霞ヶ関の東海大学校友会館で教員、卒業生が参加して開催されました。その後、毎年3月に銀座第1ホテル、東海大学校友会館そして最近は京王プラザホテル新宿にて開催しており、このたび第30回総会を迎えることができます。ひとえに正会員、特別会員を始め東海大学同窓会、教職員、学生や関係者各位のご支援に感謝いたします。また斉藤 斉初代会長、中瀬古二郎前会長を中心に役員、評議員の努力の賜物と思います。
 今回、30周年の記念誌を発刊予定です。医学部創立36年を経て、それぞれの学生生活(講義、クラブ活動、建学祭など)、研修医生活、医局の出来事など、同窓生として創設期の東海大学医学部・病院診療活動(他に先駆けて1970年代から行なわれていた研修医ローテーション制度など)での良い思い出や伝統・伝説を現在の学生に伝えるための記念誌です。(会員の寄稿をお待ちしています。)
 卒業後30年経ちますと創設期に在学していた会員も50歳を超えるようになり、3期に学士編入学した灰田先生(現東海大学医療技術短期大学学長)も、昨年度退任を迎えております。卒業生での本学教授は13名、また他大学の教授は7名おり、准教授、講師も多数活躍しております。今後も本学出身の教員が大学に残り活躍できるように星医会として支援したいと思います。
 また、卒業後に各地域の医師会役員としても地域医療に貢献している卒業生が多数おりますので、支部会を通して支援していきたいと思います。
 卒業生支援の具体案として、これからは卒業生が学会研究会を主催することが増えるので、星医会に「学会主催補助金制度」を設立することが決まりました。詳細は次号で報告いたします。
 卒業生御子弟はこれまでに3名が卒業し、2009年度の在校生は24名です。東海大学医学部を受験するには、①一般入試、②付属推薦、③一般編入学の方法があり、いずれも垣根は厳しく学納金も高額ですが、今後も卒業生の御子弟に関する支援を続けていきたいと思っております。
 支部活動については、現在32支部が設立されております。各県1支部を目指しておりますが、まだ実現できておりません。最近の傾向として九州ブロック会、東北ブロック会など、複数支部での合同開催も行なわれるようになっており、講演会、情報交換会、懇親会など活発な支部活動をしているようです。旧交を温めながら、若い同窓生との交流も盛んになっています。今後も本部から会長、副会長など役員の参加や資金面での支援をより積極的にできるように検討していきたいと思います。現在、支部が無い島根県、鳥取県、山口県での支部設立を目指しています。また、地域の交通事情などから支部会が開催できていない地方も積極的に支援して、支部の分離独立など再編成を行い、来年には全国の会員が支部に所属して総会に参加できるようにしたいと思います。
 また、卒業後の同期会についてみますと、1〜9期生では、総会前日に度々開催されていますが、アラフォー以下の若い期生会は少ないようです。各期の評議員を中心に開催していただければ支援できます。今回の30周年を良い機会に総会前日に各期生で開催できるように資金援助もしますので相談してください。
 それから、学生会員に対する星医会からの支援では、2000年に「星医会奨学金制度」を設立し、これまでに医学部5,6年生を対象に(前期後期で年間4名)延べ23名に貸与しております。返納は順調であり、卒業生からの奨学金寄付も年間20〜100万円で総額1,000万円を超えました。今後、対象学年を拡げることや、貸与金の増額なども検討していきたいと思いますので、益々の御寄付をお願い致します。
 最近の学生生活は30年前と比べて多難と思われます。4・5年でのOSCE(クリニカルクラークシップ前に行なわれる全国的臨床面接実技試験)を乗り越えて、高度医療に対応するべく膨大な医学知識を身につけて、医師国家試験もマイナーからメジャーまで全ての臨床科目を3日間で500問を解答するようになっています。本年度も6年生119名と既卒受験生27名には、国家試験対策への支援を強力にしていきたいと思っております。
 本年度から新入生とご父兄の皆様には同窓会・星医会へのご理解と私立総合大学である東海大学の「建学の精神」を受け継ぎ、東海大学への帰属意識を持ち、さらには良医となるべく卒業後も大学で研修してその成果を残してほしいと思います。このため学生会員のご父兄にも星医会会報をお送りしますので、東海大学医学部と星医会の現状について御理解をお願い致します。
 次に、東海大学同窓会との連携について考えますと、医学部卒業生数は2009年現在3,033名ですが、東海大学としては1942年に学園創立、1950年に新制東海大学となり、東海大学同窓会は現在約330,000名(国内63支部、海外8支部、44学科別同窓会)の会員で構成されています。(2008年4月に東海大学、九州東海大学、北海道東海大学が統合されました)
 東海大学を1950年代に卒業した同窓生は80歳を迎えようとしています。全国各地には地域医療で活躍している星医会会員が多数おります。これから東海大学同窓会との連携をより深めて、高齢化社会に対応すべく同窓生の健康管理や医療の面で支援していくようにしたいと思います。




▲ページのトップへ
←会報のページへ戻る