星医会 東海大学医学部同窓会
 
 会報(第41号)
 〜平成21年9月1日発行〜


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「2008年医療福祉建築賞」受賞
http://www.jiha.jp/award.html

 2期生 竹井 太先生の「うむやすみぁあす・ん診療所」(沖縄県宮古島)がこのほど日本医療福祉建築協会の2008年「医療福祉建築賞」に選ばれましたので、お祝いをかねて、会報で報告させて頂きます。
医療福祉建築賞とは日本医療福祉建築協会が主催する顕彰事業で、1991年に創設され今年で19回目となります。毎年、竣工後1年以上たつ新しい医療福祉施設を対象に優良作品を募り、厳正な審査の上、もっとも優秀と認められたもの数点に賞が授与されています。本賞では、デザインだけでなく、利用者の快適性や、スタッフの使い勝手といった視点もあわせて、総合的な評価が行われています。受賞者は開設者・管理者・設計者・施工者の四者。この18年間に105の施設が受賞しています。
 因みに前年度には東海大学新病院も選ばれ、賞を頂いております。

選評:
 宮古島の豊かな自然や人々の中で「心が触れ合い和む医療」をめざして,大学病院の脳神経外科医局から離島への移住を即決した夫婦が,建築家や島の人たちと協同で作りあげた診療所である.
「うむやす」は宮古方言で「安心,安全」,「みゃあす」は「心がすっきり,気持ちが楽になる」などの意味を表し, いつでも安心してかかれ,心をすっきりして帰ることのできる診療所にしようとの「店主」の思いが込められている.宮古島では初めての脳神経疾患を診る専門診療所であり,昨年から,内科専門外来も増やし,島嶼地区の必須医療である「予防医療」にも重点を置いている.
 多くの医療福祉建築計画の現場では,経済が破綻した社会の流れに飲み込まれ,採算と効率ばかりが優先され,本来の「人を診る」医療施設計画が置き去りにされている.そのような逆風の中にありながらも,「ん」診療所では,シーサーが乗った赤瓦屋根が青い空に映え,深い軒の下には琉球ガラスを通した光の影が落ち,杉の間伐材を用いた内装が心地よく,島の人たちの心や体をいたわる寄り合い所として親しまれる施設計画と運営が実現されている.

沖縄タイムズ:
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-05-03-M_1-023-1_002.html?PSID=30f681ec4228557ea7b28536f21494c4
宮古の診療所に医療福祉建築賞 快適さ、使いやすさを評価 遊歩道に琉球ガラス、赤瓦1万枚
 【宮古島】社団法人日本医療福祉建築協会(東京都・長澤泰会長)は、利用者や職員が快適で使いやすい医療福祉施設を表彰する2008年の「医療福祉建築賞」にこのほど、宮古島市平良の「うむやすみゃあす・ん診療所」を選んだ。
 同診療所によると、県内から初受賞。竹井太院長=大阪府出身=は「診療所に見えず気軽に利用できることが目標だった。受賞は宮古島の人々のおかげ」と喜んでいる。08年は全国から計7施設が受賞した。
 「安心・安全で心がすっきりする」という意味の宮古言葉を冠した同診療所は06年8月にオープン。設計した後藤哲夫建築事務所(高知県)、施工の先嶋建設(那覇市)が共同受賞した。内側の壁の杉板はすべて間伐材で、屋根には1万2,000枚の赤瓦を使用。琉球ガラスを遊歩道の屋根部分にはめ込み、太陽光が反射すると診療所内にカラフルな模様が映し出される。
 1日、竹井院長らは宮古島市役所に下地敏彦市長を表敬、受賞報告した。資料写真を見た下地市長は「喫茶店やホテルみたいだ。安らぎのある雰囲気が利用者に喜ばれる」と話した。



◇竹井 太先生からの喜びのメッセージ◇

私たちが宮古島で学んでいる医療は、「地にまみれ土の匂いがする医療」です。
それが心地よく、気づかぬうちに9年がたちました。
今回の賞は、自分の作ろうとしている医療が宮古島の人たちだけでなく、
島外の方々からも認められたようでとてもありがたく思っています。
また、器と中身のマッチングが選考の必須条件であったので、
自分の信条である「目の高さを同じにした喜怒哀楽をともにできる
肩のこらない敷居の低い医療」が認められたようで、
やっと宮古島の地になじめてきたかなと喜んでいます。
私は当時、欅の匂いが薄れてゆく学舎には残れず離職しましたが、
外から東海を支える卒業生を目指すことを退職する時に決めておりました。
しかし、なかなかその実現も叶わぬまま時が過ぎましたが、
今年やっと、一つの形が残せて安堵しています。
東海の校訓が私は好きです。
若き日に、若き日に、、汝の希望を星につなげ。
この欅の匂いを残したままの形でも、
多くの人に認めて頂けることが証明できました。
私の離職の選択は間違いでなかったことも、
ちょっと証明ができたかな?
東海から遠く離れた宮古島でも、
欅の種が蒔けたこと、
東海大学の卒業生として誇りに思います。


うむやすみゃあす・ん診療所 竹井 太
〒906-0013
沖縄県宮古島市平良字下里1477-4
TEL:0980-73-3854 FAX:0980-73-3851
http://www.miyakojimakara.com
umyaasu@miyakojimakara.com


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開院20周年を終えて
清水クリニック 院長 清水 充(8期生)

 清水クリニックは、昭和63年4月に父が都立府中病院(専門は胸部外科)退職後、産業医を経て67歳で祖父が開業していた豊島区雑司が谷の地にビル診(2階)として開院しました。池袋駅東口からバスで5分の千登世橋バス停のすぐ前ですが、最近開通したメトロ副都心線の雑司が谷駅からも徒歩3分と比較的アクセスには恵まれています。平成20年4月で満20周年を迎え、先日『開院20周年記念祝賀会』を無事終えることができました。
 私は、昭和62年東海大学整形外科入局後いくつかの出張を経て、平成4年4月に大学の助手となってから毎週木曜日の非常勤(主に整形外科診察日)として手伝うようになりました。その頃の標榜科目は内科や皮膚科がメインであり、整形外科診察日といっても専門外の患者さんを多数診察しなければならず、卒業以来ほこりをかぶっていた内科学や皮膚科学の本を片手に何とか乗り切っていた状況で、かなりストレスではありました。その後、平成13年10月末にて大学を退職後、本格的に開業医としての一歩を踏み出しました。
 現在、大都会の中心部に位置しながらIT化とはほど遠いアナログ診療(先代の教えに従い、専門だけでなく何でも診る、薬は医者が手渡すもので院内処方は当たり前)を続けています。逆にこれが受けているのか引き継いで7年目になりますが、患者数も診療報酬も少しずつですが右肩上がりに増えているようです。父もまだ週に1日は診療しており、おかげでその日は平成7年から13年まで勤務した池上総合病院(旧 城南総合病院)に、1期生の町村病院長のご厚意もあり、退職後も引き続き非常勤整形外科医として勤務させていただいており、普段と違い専門科のみの診療であることや後輩たちとの親睦が、私の気分転換になっています。管理者(院長)としてはまだクリニックの3分の1しか携わっていませんが、近隣では管理者の高齢化が進んでいるため、医師会入会直後より大役を任され(2世は顔が知られているので)、すでに2年間の理事の仕事(総務庶務担当)も終えました。現在は介護認定審査会の委員や特養の嘱託医、各種委員会の仕事などの他、認知症かかりつけ医の資格取得など、整形外科とは縁のないことにもチャレンジしています。今後も微力ながら地域医療に貢献できるようがんばっていきたいと考えています。


一期生会開催のお知らせ
−東海大学医学部第一期入学生の皆様へ−
  
月日の経つのは早いもので、昭和49年4月に東海大学医学部の第一期生として入学し、
湘南校舎で大学生活を始めてから今年で35年が経ちました。
当時は医学部の校舎はなく湘南校舎での間借り授業でしたが、
その後、伊勢原に佐々木のサ、笹本のサと言われた、
上から見るとかたかなのサの字をした医学部の伊勢原校舎並びに大学病院が完成し、
医学部の授業は伊勢原で行われるようになりました。
その後、救命救急センターと健康科学部(看護学科、社会福祉学科)が併設され、
2005年には病院も新病院に建て替えられ伊勢原校舎もだいぶ様変わりしています。
今年はまた東海大学医学部の同窓会である星医会も
設立30周年を迎える年でもありますので、
これを機に、東海大学医学部第一期入学生の集い「一期会」の開催を予定いたしました。
日時は平成22年3月6日(土)午後6時〜7時頃から、
場所は都内で交通の便が良く、おいしい料理とお酒があって、
翌日の星医会総会にも参加しやすい場所にします。
前回の開催から5年経っていますのでいろいろと楽しい話題もあると思います。
前回参加された方は勿論の事、残念ながら参加できなかった方も
是非この機会にお集まり下さい。
多くの方々の参加をお待ちいたします。
開催の詳細につきましては、今年の11月頃に第一報を、
来年の1月頃に参加確認の連絡を皆様のお手元にお届けしますので
楽しみにお待ち下さい。

問い合せ先:
〒260-0028 千葉市中央区新町18-14
医療法人椎名内科医院 椎名 泰文
TEL:043-241-5116 FAX:043-241-5117




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