星医会 東海大学医学部同窓会
 
 会報(第42号)
 〜平成22年3月1日発行〜


学生のページ

東海大学伊勢原柔道部
柔道部主将 鷹取 直希

私たち東海大学伊勢原柔道部は、
6年生 
林 直一:初段, 帯広柏葉高校. 後藤安那:マネージャー, 東海大学付属相模高校
5年生 
浅妻正道:弐段, 東山学園. 國分昭紀:参段. 軍司大悟:初段, 渋谷教育学園幕張高校
3年生 
鷹取直希:弐段, 東海大学付属浦安高校, 主将. 入來晃久:参段, 鶴丸高校, 副主将
大島由美:マネージャー
2年生 
佐野史弥:弐段, 青山学院, 主務. 福原基允:初段, 広島学院高校, 会計.
1年生 
伊丹寛二:参段, 東海大学付属相模高校. 広瀬冬美:弐段, 東海大学付属第三高校
世登亜貴奈:初段, 東海大学付属翔洋高校. 柴田 進:無段
の計14名が所属しています。練習は毎週火曜日・木曜日・土曜日の3回、2号館の4階にある柔道場で行っています。今年度、私が主将となり「楽しい柔道」ということを目標に掲げました。ここでいう「楽しい」とは、ただ単に仲間と一緒にヘラヘラ柔道をやるのではなく、勝つことや新しい技を身に付けること、そして柔道そのものと真剣に向き合いその先にある柔道の本当の楽しみを部員全員で感じようという意味です。
 勝負の世界、勝つことに意味があり、その勝利を貪欲に求め、しかしそれ以上にその過程を大切にする。それが、主将として私が一年間を通して一番軸として持っていたものです。
 また練習では、単調にしないためにいろいろ工夫をしました。鬼ごっこや帯引きなど、柔道で必要な筋力やかけ引きを楽しく養えるように考え練習メニューを組み立てました。また、試合に近い状況を作り日々の練習の中でも意識を高く持てるようにしました。そして、夏の試合は相当な暑さになるので自ら暑い環境を作り出し、環境をも視野に入れ厳しい練習を行いました。その結果、部員全員で楽しく且つ真剣に良い雰囲気の中で、柔道を行うことができました。
私たちが参加している年間の主な大会は夏の東日本医科学生総合体育大会(東医体)と秋の関東医科大学柔道大会(関東大会)の二つです。
東医体は東日本の医科学生の大会では最も大きな大会で、柔道競技では毎年30校前後の大学が参加します。
 昨年度は、団体戦で優勝。個人戦では、2名が優勝という成績でした。
 今年度は団体戦でも、個人戦でも再び優勝つまり「二連覇」を部員全員で目標にしていました。結果、団体戦優勝。個人戦では66kg級で伊丹寛二、73kg級で鷹取直希、無差別級で入來晃久、女子コメディカル無差別級で広瀬冬、と4名が優勝をしました。
 東医体で上位入賞すると全日本医科学生体育大会王座決定戦(全医体)への出場権を得ることができます。全医体は東日本の上位校と西日本の上位校から出場校を選抜し争われ、文字通り医科学生の日本一を決める大会です。今年度は、私たち東海大学が主管校を務めました。西日本から2校(内1校棄権。)が出場し、東日本から3校が出場しました。さすがに全国大会ともありレベルは高いものになりましたが、並み居る強豪校を降し優勝しました。こちらも前年度優勝を含め二連覇となり、日本中の医科学生の頂点の座を守りきりました。
関東大会は関東一円の医科大学を対象とし、毎年18校前後で行われる大会で、私たちは昨年度、一昨年度と優勝しており今回は偉大な記録「三連覇」を掛けての試合でした。怪我や病気によって練習量に不安を持っていましたが、自分たちを信じ、全国最強の名に恥じない堂々とした試合展開で今年度も優勝を飾ることができました。加えて、控え選手も含め全試合を通して一敗もしないでの優勝は、とても価値のある優勝だと思います。
 全ての試合で私たちは優勝カップを持っていき、そして持って帰ってきました。試合の度に部員全員に「この優勝カップは必ず持って帰ってこよう。」と言っていました。私たちは、過信することなく、大きな自信を持って試合に臨んできました。その結果がこのような素晴らしい成績を残せたことに繋がったのだと思います。
このように東医体、全医体、関東大会と医科学生主体で行われる三大大会で優勝し三冠を飾ることができましたが、これも偏に多くのOB・OGの先生方やまた応援してくださった保護者の方々の支えがあってこその成績です。声を出して応援して下さるその声援で私たちは普段以上の力を発揮することができるのです。私たちは柔道部の一人である前に一人の人間です。感謝することを決して忘れてはいけません。私が入部した頃のように低迷を続けていた年を、柔道部の根を絶やさぬよう続けて下さった多くの先生方には感謝をしても仕切れません。心から感謝をしています。部員に対しても同じです。試合に出られなかった選手も他校の見学やデータ集めなどしてくれたから、選手はおもいっきりできるのです。また、柔道は相手がいて初めて柔道ができるのです。今年度の優勝も試合に出た選手だけではなく、柔道部14人全員の優勝です。
加納治五郎先生のお言葉に「精力善用」「自他共栄」というものがあります。私たちは一人の柔道家として、将来医師や看護師になったとしてもこの言葉を忘れてはいけません。そして柔道家として一人の人間として、相手と真剣に正々堂々向きあっていきたいと思います。そして常に感謝の気持ちを持ちながら、謙虚に努力していきたいと思います。
 最後になりますが、今我々「東海大学伊勢原柔道部」があるのも、多くの先生方がここまで続けて来て下さったからです。本当にありがとうございました。我々もこの柔道部の歴史や伝統を途絶えさせないよう、精一杯努力して参ります。今後とも東海大学伊勢原柔道部を宜しくお願い致します。




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